硬質の配線ダクトの特色

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IT・通信関連硬質配線ダクト

硬質の配線ダクトは、配線を外部から確実に保護できるように必要とされています。外部から力がかかったり、振動が加わったりすることで配線にダメージがないように設計されているのです。また、道路など重量物が上に加わるときにはつぶれないことが要件となります。このような厳しい環境下に耐えるため硬質の配線ダクトは各社いろいろな商品を出しています。

材質は金属ということもありますが、樹脂も硬質なものがあり、目的と予算と用途によって選んでいきます。樹脂は加工性がよく曲線の配線ダクトが実現しやすいのです。これにより、レイアウトが自由にすることができ、複雑な配線レイアウトが実現できます。また、軽量化にもすぐれているため、吊ったりすることが可能で配線レイアウトの幅をさらに広げることにつながるのです。

ただし、配線ダクトが硬質であればもろさにつながります。硬いともろい傾向にありこれを払しょくした素材が使われているかどうかがポイントです。特に太陽の紫外線による熱や湿度や水分の影響で段々と劣化しやすくなり外力を受けることで破損するリスクがあります。また、腐食も解決する必要があり、錆やクラックが発生しない材料を使うことが重要なのです。

各社いろいろな商品が販売されていますが、物理的強度など機械的性質の確認や耐久評価のレポートを見て判断することが重要となります。使用環境を明確にしてメーカーと調整することがポイントなのです。

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