ネームプレートは、室内だけでなく屋外で使用されるケースも少なくありませんが、屋外にネームプレートを設置する場合は紫外線に強い素材を選択することが重要です。紫外線に弱い素材のネームプレートを選択した場合、短期間で劣化してしまい、本来の役割を果たさなくなってしまうので注意しましょう。ネームプレートに使われる素材には様々なものがありますが、その中でも紫外線に強い素材は天然石・タイル・ステンレス・ガラス・アクリルなどです。御影石や大理石などの天然石は、光沢がある見た目が特徴の素材ですが、雨風や紫外線に強いという性質もあるので、長期間屋外に設置しても劣化しにくいというメリットがあります。

タイルは、耐候性に優れるとともに天然石よりも安価に購入可能です。ステンレスは、金属の中でもサビが発生しにくく、加工の容易さと耐久性の高さを兼ね備えています。ガラスは、強い衝撃に弱いというデメリットがありますが、デザイン性が高く、耐候性にも優れる素材です。アクリルは、耐候性が優れるとともにガラスに比べて強度が高いという特徴がありますが、特にハードコートアクリルは傷がつきにくいという特徴があります。

このように、紫外線に強い素材には様々なものがあるので、用途や設置場所に合わせて適切なものを選択することが可能です。なお、屋外への設置に不向きな素材としては、天然木・鉄・真鍮などが挙げられます。これらの素材のネームプレートを屋外に設置した場合、変形・サビ・変色などが発生してしまうので注意が必要です。