屋外に固定する銘板を必要としている場合、当然ながら耐候性に優れていないと1年後には劣化を起こしてしまう可能性は十分にあります。極端な事例ですが材料を木材にし、入れる文字をペンキで描いた銘板の場合は、木材は水分を吸収する問題と日焼けを起こす問題により腐食することは想定することができ、ペンキで描いた文字部分も同じように雨や紫外線の影響で数年後には文字が消えてしまう問題も起きます。屋外利用の場合は耐候性を第一に考える必要性があるので、素材はステンレスなどの金属、厚みのあるアクリル板、石材なども十分な耐候性を発揮できます。次に肝心なことは銘板に記載をする文字の部分になりますが、一般的な塗料を用いる方法ではなく、耐候性に優れた特殊塗料を使う他、レーザーマシンを使って文字入れをする方法、インクジェット印刷機を利用した場合では表面加工を十分に済ませる方法がベストです。

手先の器用な方の中には、自作品で銘板を作る方もいますが、DIYの範囲で使える素材は限定されてしまう問題と、例えばステンレスとアクリル板を併用する方法でも、隙間からの浸水が起きてしまう可能性があるので、この先に何十年も使い続けることを必要としている場合、専門会社に製作を依頼した方が安心です。専門会社はネット上でも探すことができ、作品事例などを参照してから気に入った素材やデザイン、印字方法を選んだ上で発注をすることで完璧な銘板は短期間で入手できます。専門会社では重みのあるデザイン以外にもお洒落なデザイン、洗練されたデザインなどテーマを豊富に用意している会社もあるので、都合に合わせて利用会社を決めることは必要です。