lanケーブルは主にLocalAreaNetwork(オフィス内のPCネットワーク)で使用しますが、最近ではYoutubeやHULUなどのネットワークテレビなど、家庭内でもなくてはならないものになっています。整理整頓のためには無線lanのWifiやBLUETOOTHも魅力的ですが、無線機器は宿命的に電源又は充電が必要だし、電波の安定性も不安材料です。そこでPC同士をlanケーブルで接続する有線ネットワークなら、充電の心配もないし電波のような不安定さとも無縁です。PCを結ぶlanケーブルにはカテゴリ3からカテゴリ6までの性能を示す規格があります。
カテゴリ3はデータ転送速度10Mbpsまでの10BASE-Tで、カテゴリ5ならその10倍の100BASE-TX、5eならさらにその10倍の1000BASE-T、6ならその10倍の10GBASE-Tまでのデータ転送が可能です。文字データ主体のPCならば10BASE-Tでも不足はありませんが、最近のようにネットワーク経由で動画を見たり、画像データでもカメラや機械が高性能になったことでデータが大幅に大容量化しています。これらのlanケーブルの規格は完全に上位互換で、より高性能なものは階の規格のデータも問題なく転送することができます。将来の機器の高性能化や、5G対応による大容量化に備えるならば、今のうちにより高性能なケーブルを使っておくのが安心です。