インターネット環境をご家庭で整備されている方であれば、どなたでもlanケーブルをご存知でしょう。ネット接続をするうえで必要不可欠なケーブルであり、モデムとパソコン・DVDプレーヤーなどをつなげる必要があります。1980年にオーストラリアのIT企業が開発・製造をなされたもので、今では世界標準規格のアイテムとなりました。当初は一種類にlanケーブルしかありませんでしたが、年々回線速度がアップをしているためそれに対応した商品も登場しています。

現在の主流は光回線というブロードバンド網で、これに対応したlanケーブルが各社メーカーから数多くの種類で販売されています。ここでその商品の概要を見ていきます。ブロードバンド対応のlanケーブルは、カテゴリー5以上のものです。カテゴリーとはケーブルの特徴を区分した単位であり、2021年6月時点で8まで存在しています。

5だと10MBの速度に対応していて、内部に含まれているグラスファイバーの本数は4本となっているのが特徴です。2019年に5Gという新しい通信規格が誕生しましたが、この場合は8を使用することで本来の高速通信を実現できるわけです。ご家庭で新たにネット回線を敷設する際は、必ず引き込む回線に見合ったlanケーブルを用意しましょう。本来の速度を十分に体感するためには、対応商品を使用することが望ましく、ネットサーフィンをしていてもフラストレーションがたまりません。