lanケーブルにはいろいろな形のケーブルが使われています。一般的なものは円形のもので、太くしっかりしています。扱いやすいように細いものも選択できるようになりました。フラットタイプと呼ばれる平らなものも販売されています。

特殊なものでは、窓の羽目合わせの部分でも使えるようにフィルム状のものも存在しています。ケーブルの違いがlanケーブルに与える影響は、使いやすさ以外にもあるので、正しく理解しておくことが重要です。lanケーブルが伝達するのはネットワークの電気信号です。微弱な電気なため外部からの電磁波などの影響を受けやすいと言う問題があります。

そのためシールドと呼ばれる金属被覆で保護してある状態が最も安心です。金属被覆はある程度の厚さが必要となるのでケーブル自体が固く、重くなるデメリットがあります。取り扱いは不便になりますが、安定した通信環境を重視するのであれば、このタイプを選んだ方が良いでしょう。使い勝手を重視するなら、シールド無しや細い物、フラットタイプを選ぶことも可能です。

その時はあまり長くならないなどの注意が必要となります。長くなるとそれだけ外的要因を受けるところが増えてしまいます。短いことでそのリスクを少なくすることができます。それでも影響を受けないわけではないので、リスクが有ることは理解しておきましょう。

移動がないようなところではなるべくシールド付きを使うことが推奨されます。