lanケーブルの長さの選び方について

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IT・通信関連lanケーブル長さ

lanケーブルには、1m以下~100m以上のものまでさまざまありますが、無線と違ってケーブルが届く範囲でしか使えないため、選ぶ際は長さがとても重要になります。長すぎると費用が余計にかかったり邪魔になったりしますし、逆に短すぎると機器同士を繋ぐことができなくなってしまうからです。例えば、光回線のホームゲートウェイとルーターのような、隣接する機器同士を繋ぐのであれば、0.5m以下のもので十分ですし、長いものを使うより値段も安くて邪魔にもなりません。そしてルーターなどから、すぐ近くにあるパソコンやテレビに繋ぐ場合は、1m~1.5m程度のものが丁度良いと言えます。

ただし、ルーターなどの機器とパソコンが部屋の隅と隅に離れているような場合は、数mあるlanケーブルが必要になります。部屋の壁に沿って(最短距離ではなく)配線する場合なら、4.5畳なら5.4m、10畳なら8.1mあれば、部屋の対角線上にある隅と隅を繋ぐことが可能です。またlanケーブルというのは、長いほどノイズなどの影響を受けやすくなるため、長さによって、安定性が高い「単線」か、やや安定性が劣る「より線」かという銅線の太さの種類を選ぶことも必要になります。目安としては、5m以下であれば「より線」でもよく、10m以上なら「単線」のほうがよいとされています。

lanケーブルの長さが5m~10mの場合は、用途に応じて「単線」か「より線」かを選ぶとよいと言えるでしょう。

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